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バンブーロッドを使ってみよう

 先ずはバンブーロッドのキャスティング映像をご覧ください。
 
 グラファイトロッドでもバンブーロッドでもフライキャスティングのメカニズムは基本的に同じです。
 グラファイトロッドにも柔らかいロッドもあるしバンブーロッドにも硬いロッドはあります。
 しかしバンブーロッドはグラファイトロッドと比較して柔らかく設計されたものが多いです。
 柔らかいロッドは硬いロッドに対してキャスティングアークを広げる必要があります。
 下の画像をご覧ください。
 ロッドの曲がりを比較
 綺麗なループを描くためにはロッドティップの軌跡を直線的に移動させる必要がありますが
 バンブーロッド(柔らかいロッド)は曲がりが大きいので、直線のライン(白い点線)が低くなります。
 ロッドをストップさせる位置は、この白い点線の延長線上である必要があります。
 ロッドをストップさせる位置
 この結果、柔らかいロッドは硬いロッドよりもキャスティングアークを広げる必要がある
 ということになります。
 キャスティングアーク

 詳細はYouTubeの動画で解説していますので、是非ご覧頂ければと思います。

 1、保管について
   濡れた状態で密閉されたロッドケースに入れっぱなしにすると湿気が籠ってしまうので、
   帰宅後はロッドケースから取り出して通気性の良い場所で保管しましょう。
   ロッドに限らず全ての材料の寿命は温度サイクルによって加速的に劣化します。
   温度変化の激しい車の中に放置するのは厳禁です。
   またエボキシ等の樹脂類は紫外線に弱いので直射日光が当たる場所での保管も避けましょう。
   この辺の取扱注意事項は基本的にはカーボンやグラスのロッドと全く同じですね。
   竹はカーボンと比較すると曲がり癖が付きやすいので、壁などに立て掛けて撓んだ状態で放置すると
   曲がったまま戻らなくなってしまいます。そうなると熱を加えて曲がり直しをする必要があります。
   長期間使用しない場合はロッドスタンドで保管するのがおススメです。
   ロッドスタンド
 2、メンテナンスについて
   私の経験ではバンブーロッドはフェルールさえしっかりとメンテナンスしていれば、ほとんどトラブル
   なく使えています。
   時々、アルコールを浸した綿棒で汚れを綺麗に拭き取り、フェルールワックスを塗って保護しましょう。
   金属製フェルールは長期間空気に晒されると表面が酸化してしまいます。
   シーズンオフの間はフェルールワックスを厚めに塗って保管し、使用する前に拭取るようにすると良い
   と思います。
   釣りに行く前には、問題なくフェルールを繋ぐことができるか点検することをおススメします。

 詳細はYouTubeの動画で解説していますので、是非ご覧頂ければと思います。

 結論を先に言うと、バンブーロッドの金属製フェルールは冷やすと抜けなくなります。
 それなので冬季の管理釣り場で使用した後や、春先の凍える寒さの中で使用した後はフェルールが抜けなくな
 ることが多いです。
 またフェルールが抜けないだけではなくブランクスが収縮してエポキシ接着剤が破壊されるので、寒い時期に
 バンブーロッドを使用するのは避けた方が無難です。

 YouTubeの動画で検証実験をしていますので、是非ご覧頂ければと思います。

 もしも、どうしても抜けなくなった場合は、、、
 繋いだまま車に積めるのであれば下山して暖かい場所に移動してから抜くのが良いでしょう。
 またはホッカイロなどで温めてから抜くという手もあります。
 最後の手段としては、ゴム板をロッドに巻き付けると手が滑らずに抜くことができます。
 その場合はエポキシ接着剤が破壊する可能性があるということを覚悟しておきましょう。

 ゴムを使用した抜き方はYouTubeの動画で解説していますので、是非ご覧頂ければと思います。

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